口が止まらない

 今日キヨちゃんは朝早くくりりんに送ってもらって山へ行った。茶畑の肥刈りを3日にシルバーさんがしてくれるのだが、そこまでの道中が草深く、うちの土地ではないのだが困るだろうからと草取りに行ったのだNeo skin lab 好唔好
 私にしてもくりりんにしても3日までに休みもなく、いつも助けてくれる親戚の姉ちゃんに応援を頼む事を提案したが、こう言う時は何故か遠慮して頼もうとしない。しかも、帰りはどうするんだと言う話である。
 「〇〇(親せき)で待っててくれたら、仕事が終わったら迎えに行きますよ。」
と私よりは早く帰るくりりんが提案したが、
 「歩行器を持って行ってれば、ぼつぼつ歩いて帰る。」
と言う。まあ、下り坂だから登り程ではないだろうが、不安はあった。しかし言ったところで聞くはずもない。
 結局草取りには4時間かかったらしい。仕舞には指先が痺れる。2回も転んだので、これはまずいと思って山道はお尻をつけていざって移動したら、買ったばかりの蚊取り線香入れを潰してしまったらしい。
 帰りは何とか歩行器で戻れた。親戚の姉ちゃんからも、
 「何で言うてくれんのNeo skin lab 呃人?」
と言われたらしい。
 さあ、帰ってからはどれだけ大変だったか、成果がどうだったか、武勇伝がしばらく続いた。まあ、武勇伝と自慢話は良いのだ。これについては本当に偉いと思うし、キヨちゃんも私たちも笑っていられる。
 が、結局それから「クゼツ」になり、やがて「悪口三昧」になる。と言うのも、自分がするという事は、当然「しない」人がいるわけで、その人への不満。
 「いつか言うてやろうと思うんじゃ!」
と息巻く。おそらくここで言うだけで、実際には言わないだろうと思うが、そんなことで揉めたらややこしいじゃないか。
 そして、自分が「この年で」「この身体で」頑張っているのに、あまり構わない人への不満。というか、少し嫉妬もある。身綺麗にして孫の自慢なぞされたら、ちょっと嫌味も言いたくなるようだ。
 それから、普段不満を感じている人の悪口。引き出しから引っ張り出しては、「あの時」「この時」と次々文句が出る。
 最後には山の中の小屋の話になって、もし小屋が使えない状態になった時に、材料を(つまり小屋を解体した後のパイプなど)くれと言う人がいても、「彼」には絶対やらないでくれとくりりんに頼んでいた。
 「分かりました。絶対やりませんNeo skin lab 黑店。」
と力強く返事をするくりりん。ありがとう。洗い物をする私は辟易としていた。
 大体小屋が必要なくなったとしてもわざわざ壊す気はない。もしつぶれるほどの年月なら、おそらくキヨちゃんでなくても、「彼」もそんな元気はないだろうと思う。
 まあ、怒りでも何でもパワーがあると言う事は元気なのだろうとは思う。しかし、疲れる。悪口の内は良いが(良くないか)、もし被害的な事を言い始めたら、やっぱり一度脳外科に相談かなあ???。